1年間の流れ


多忙な多摩高生でもあるギタサン部員は1年間どんな流れで過ごしているのだろうか…

例年の場合68×69(2024年度)
4月頼りの先輩が引退し、心機一転、新二年生による新ギタサンがスタート。
まずは新入部員獲得に奔走する。
新入生歓迎会でギタサンの凄さをさりげなく一年生にアピール、仮入部期間にはミニコンサートを開催したり実際にギターを渡して『きらきらぼし』などの簡単な曲を教えたりする。
仮入部に来てあっという間にギターアンサンブルの魅力にとりつかれ、入部を即決する一年生も少なくない。
正式に入部後、一年生は自分の専属パートを決める参考にするべく、全パートを体験してみる『パート回り』をする。
3/29に定期演奏会が終了し、本格的に68期メインの部活が始動した。
仮入部期間が1週間と例年より短く、仮入部に人数が集まらず大苦戦した。
しかし、本入部をしてくれた1年生は38人と2年生34人と合わせて合計72人の大所帯での68×69のギタサンが始動した。
5月4月のパート回りを経て、自分の専属パートを決定する。なかなか決まらない年もあれば、あっという間に決まる年も。
パートが決定後、基礎練習とともに、テスト前オフ直前の保護者会に向け、ギタサン伝統の曲である『ガボット』の練習を始める。
パート決めも無事終了し各1年生は専属パートの2年生のもと練習に励む。
最初は曲の難しい箇所で音が止まってしまったが、気づくとすらすらと弾けるようになり、2年生も目を見張る成長を見せ保護者会でも堂々と発表した。
6月前期中間試験も終わり、一年生がようやく部活に慣れてくる頃。
この時期から、メイン曲の全体練習が始まる。
湿気によりバスギターの弦がよく切れる。
前期中間試験が終わり、本格的にメイン曲をはじめとする曲の練習が始まった。
6/2日に稲田堤駅駅舎工事完成に合わせて行われた式典に2年生(68期)が出席し、川崎市長ら多くの方の前で演奏発表させていただいた。
7月の頭には文化祭が控える中で急ピッチで曲を完成させていく。
7月文化祭が2024年度より7月上旬(2024年度は7/5,6)へと移動したため、大幅なスケジュール変更を余儀なくされた。
例年だと中旬には一次審査のための録音があるのでそこが1つの目安になる。
7/5,6に文化祭が行われ、クラスでの催し物などで様々な忙しさと闘いながら無事に終了した。
7/16日にはコンクールの一次審査となる録音を終え、無事8/22に行われるコンクール本選への出場を決めた。
8月コンクールの目標である最優秀賞へ向けて猛練習の日々。
上旬には志賀高原へ合宿へ行き朝から深夜までギター漬けの生活を送る。
中旬には近隣校とのサマーコンサート、そして夏休みの終わりにコンクールが控える。
夏休みの課題に追われ、定期テスト直前だがそんなことは気にしない。
9月例年だと上旬に文化祭があり、そこでコンクールでの成果を発表した。
その後体育祭が終了すると伝統曲の「ブランデンブルク協奏曲第三番」通称「ブラ3」の練習を行うブラ3期が開始される。
1年生が幹部の仕事を体験する「仮幹部」もこの時期から行われる。
10月中旬には2年生が研修旅行へと出発し、その間1年生のみでの部活が行われる。
そして2年生が帰ってくると「お披露目会」が行われ、先輩へ練習の成果を披露する。
11月「ブラ3」の第3楽章が始まる。ただ、大きな行事はなく、下旬の定期テストに向けて戦々恐々する日々をすごす。
12月テストが終わると高文連、クリスマスコンサートと11月と一転、一気に多忙になる。
寒さからカイロが必需品になる。
1年生は翌年のメイン決めが難航すると地獄を見ることになる。来年の幹部が決まるのもこの時期。
1月徐々に定演までの日数も現実味のある数字になり、時間の経過に驚く。
また台湾研修に行ってた人が1週間まったくギターを弾いていなかったことが原因のブランクによる悲鳴を上げる。
2月入試期間、テスト前オフ、定期テストと半月以上は部活がなくなり、かなり各自の自主練が重要になる。
1年生は来年度の課題曲が発表される時期でもあるため、徐々に自分たちの代が近づいていることを実感する。
3月気づくと定期演奏会までの日数が少なくなり焦りが大きくなる。
受験を終えた3年生のサポートを借りつつ2年生は係の仕事と演奏のマルチタスクでラストスパートを駆け抜ける。
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